約 2,375,286 件
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カジノ /warp casino でカジノにワープすることができます。カジノでは自分の所持金で賭博することができ、地下一階ではチップを使うことで賭けることができます。チップはエレベーターを降りて目の前の通路の横に売っています。エンダーチェストが賭博をする台になっており、バリアブロックにチップを置くことでベッドができます。真ん中の通路の一番奥の村人に話しかけると、インベントリにあるチップを全てお金に換金することができます。 また、地下一階に入って通路を進んだ左の壁側にいる村人に話しかけるとお酒を購入することができ、ギャンブルバーをすることができます。 地下二階は、JAVA版で参加しているプレイヤーのみ使える部屋になっており、チップを使わずそのまま所持金をベッドすることができます。それぞれのカジノのゲームについて、どのようなゲームであるのか不明な場合はカジノゲーム操作方法を参照して下さい。 薬局 /warp drugで薬局にワープすることができます。薬局では体力を追加できるハートの器やHP(体力)の追加について特殊効果のある薬を買うことができます。薬はスニークをしながら使用で薬を摂取し、効果を発動します。一定時間を過ぎると薬の効果は切れ、デバフ効果が一定時間発動されます。 武器ショップ /warp weapon で武器ショップにワープすることができます。
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●おい王国と大地あるけどどっちやればいいんだカス →王国はストーリー、大地はLv上げとかモンハンみたいなミッションこなして装備品収集が目当て 王国は完結してないし人いないしLv50で打ち止めだしそういうの嫌なら大地やっとけ。 ●おい始めたけど街広すぎてわからねえぞカス →vipwikiの地図見ながら歩いて覚えろ 酒場とハンターユニオン、自分の部屋が分かればしばらく大丈夫 ●おいどのキャラ使えばいいんだカス →vipwikiで見て決めたらいい。こだわりが無ければ攻撃が強いキャラを選ぶと楽。 ●おい何したらいいんだカス →vipwikiメニューのゲーム紹介ゲームの進め方を見るといい。 あとはLvを上げながら次のRankに進めばいい 追々目的は増えていく(装備作ったり転職したり) ●おい最初のマップで死んだぞカス →もしチュートリアルをやっていなければやりなさい。 それが終わったら次は、戦闘訓練Iを練習がてらやってみるといい。短くて報酬も初心者にはありがたいものがもらえる。 ●おいミッションクリアーできねーぞカス →難易度下げろ、いきなりHARDとかNIGHTMAREとか無理ゲーにきまってんだろ クリア目的なら難易度はEASYで結構、ゆとりでおk、慣れてきてレベル上げする時とかには難易度あげていこう ●おいLv上げだるいぞカス →Lvと時刻添えてスレに書き込んだり、部屋のコメントにVIP書けば人も集まるかも ソロは余程鍛えられてないとだるい VIPコメ書いた時はパスを基本以外にしておかないと、IPPANが紛れてきたりするから注意、大体の部屋は鏡 ●おい合成とか精錬ってなんだよカス →書ききれないからwiki読め。良い補正の素材が出たら売らずに倉庫に取っておくか取引所にぶち込んどけ 他所にも書いてあるが、序盤は倉庫に余裕がある、全て倉庫にいれておいてもかまわない、いらないものは後に売却するといい ●おいコンボってなんだよカス →vipwikiのコンボ集みろカス、基本コンボからまずは試してみるといい (例:z1=武器チャージ1 x1=指輪チャージ1 zx=クラススキル1 zzzz=zを4回(通常攻撃) ) ●おい敵が硬すぎるだろ、ダメージ通らないぞカス →新しい装備の精錬やそれらの強化で随分と変わる、詳しくは本wiki参照 もしくはもっと楽な所でやるかレベル上げろ また、種族や属性によってダメージは異なる、弱点等はwikiで調べるか魔物辞典〔※該当する魔物の核が必要〕で確認な! ●おい何か武器のチャージ攻撃ができないぞ、どうなってんだカス →クラス〔例:フェルテスの1次クラスはソルジャー〕ごとに武器スキル、指輪スキルの使える範囲が異なる 武器は持つことすらできないこともあれば、持つことは出来るがチャージ攻撃が出来ないものもあるから注意 ●おいこれどうやってゲーム終了するんだカス →/exitや/retire、もしくは出口でアクションボタン(C)を押せば退出できる、/?でその他にも使えるコマンド一覧が見れる ━━━━━━━━ ●序盤取っておくべき素材 →素材は新たな装備を作り出したり、既存装備に称号【wiki参照】をつけて強化するために使う ・宝石、鉱石(アイアン、ガーネット等) ・鋭利な牙(STR)獣人の爪(DEX)蛇皮(VIT)尖った骨(INT)謎の液体(CON)古びた布(MEN)の各+4 ・魔獣の大牙(STR)鳥獣の翼、魔人の翼(DEX)魔人の頭骨(INT)不気味な体液(CON)呪われた布(MEN)魔獣の皮(VIT) の各+5~7 ↑は序盤は倉庫にも大分余裕があるので補正値・種類関係なく全部ぶちこんどいてもいい 中盤になって倉庫がきつくなったら、いらない素材から売却していくといい ●序盤の精錬に必要なものが多い素材のおおまかな場所 魔人の頭骨→フィーンド〔冒険者への依頼、推奨5Lv〕 魔獣の大牙→ガルム〔高みへの試練、推奨7Lv:魔獣の嘶き〕 ※ボスクラスに対する練習にもなる 不気味な体液→インペイルメント〔冒険者への依頼、推奨8Lv〕 呪われた布→デスノート〔冒険者への依頼、推奨9Lv〕 魔人の翼→シルヴィル〔伝説への挑戦、推奨10Lv:異界の住人〕 ※初心者なら余裕で死ねます 魔獣の皮、鳥獣の翼→グリフォン〔高みへの試練、推奨17Lv:翼を持つ獣〕 ※シルヴィルよりはマシ ※ ガルム、グリフォン、シルヴィルはボスクラスのため強敵 その他の素材で必要な物があれば、本家wikiで確認するなりするといい ●私新規だけど、部屋があっても高LvVIPPERばっかで・・・・その・・・>< →低Lvでもおk!初めは誰でもそうだよ!新規ちゃんは大歓迎してくれると思うが、中には~の素材とるお!みたいな部屋もある キャラ沢山いるから変更もできる、Lvはキャラ・クラスごとだからLv1でもおk!( ^ω^) それでも気になるようなら自分で鍵部屋立ててコメント欄にVIPと分かるようにしておくと暇なVIPPERが居たら遊びにいくお ●ホスト(部屋立てた)になった時スレで部屋に入れないって言われるんだけど →ttp //www.tomoshibi.net/guide/rolo/help/faq.html の 【繋がらない、誰も参加してこない、等 通信関連のトラブルについて】を参照、大抵はここで解決出来る ●↑で解決出来ない、部屋立てろよ →具体的な日時とレベルを添えてスレに書いてみる。 良い例:5/18 PM7 00に3LVでやりたいので部屋立ててください 悪い例:夕方に低レベルの部屋立てろカス(夕方って何時だよ低レベルっていくつだよ) レベルはともかく時刻は重要、曖昧な指定だと待つ側も困る。書いたからって必ず来るわけじゃない。 ●Lvあがりにくすぎるだろ・・・これなんてマゾゲー? →序盤は人数いても装備的に火力に乏しいことから高難易度(HARD,NIGHTMARE)でミッションに行くのは難しい、その為やはり上がりにくい 装備が整うと難易度も上げれて、得られる経験値も随分とかわってくる、そうするとほかのネトゲよりだいぶ早い れべる ミッション(フリーのみ) 1~10 戦闘訓練Ⅰ、白糸の渓谷、虚ろな街路、魔獣の嘶き 10~20 滅びの谷、古塔第一階層、破壊の化身 20~30 瞑想の回廊、救済の回廊 30~40 毒霧の岩屋、古塔第三階層、旧世界の邪神 40~ 忘却の墳墓、生命を刈取る鎌、古塔第四階層、秩序を破壊する者 環境が変わってどのへんが効率がいいかわからんが、このへんかね ちなみにソロでも2人~4人でも経験値は同じ〔Lv差によって若干違う〕、なのでこれがPTゲーとも言われる所以 また、PT内に初心者マークのついている人がいると1割程度ボーナスEXPが貰える ●おい新規だけどギルドいれろ、ぼっちだと飽きるだろカス →新規も歓迎したいのはやまやまだが、ギルドには人数枠(20人)があるから現状いっぱいおっぱいなギルドもある。 まず満員かどうかをスレでたずねてみるといい、空きがあれば恐らく入れる。 (※まずはある程度VIP部屋に入るなりして、顔見せしとくと信頼が得られてよろしい) また、新規が多くいるのなら新規同士で作ってしまうのもいい、新たなVIPギルド大歓迎 ●おい肝心のVIP部屋がねーぞ、どんだけ過疎ってんだよカス →申し訳ないところではあるが、近頃はIPを警戒して、部屋コメにVIPと書いてない場合がほとんどなのが現状 だからスレで新規アピールするか、自分で部屋たてれるのなら、「VIP部屋」と書いてれば暇なふるさん(笑)が遊びにいくお 鍵はかけておくこと もしくはwikiのギルドメンバー表などを見て、そいつの部屋に凸するのもいい、大抵鍵は鏡 ●おい何か色々教えてもらったけど、古参が何いってるのか全くわかんねぇぞカス →新規には分からないことだらけなのがネトゲにはよくあること、いきなりわかんない情報詰め込まれるとそれだけでクリアする奴もいる 指示厨UZEEEEEならスルーでいい、色々な意味で支援が必要なら出来るだけするお スレで聞いてもいいし、直接聞きにいってもいい(※自分で手探りプレイやってからを推奨、最初は誰も何も分からないのが面白い) ●おいコンボ割り込むなって言われて暇だぞカス →ダメージが落ちてしまうようなら割り込まない方がいい。慣れてきたら割り込むタイミングを計れば問題なくなる 悪い割り込み:割り込んだ結果、繋がるはずのコンボが途切れてダメージが落ちてしまった。 → とにかくダメージがかえって落ちるなら割り込まないべき 良い割り込み:コンボしている人が↓ → 叩きつけを持っていない → 落ちかけた時に代わりに叩きつけるとコンボが伸びてダメージうp → 吹き飛ばしを持っていない → コンボの〆に吹き飛ばしスキルを代わりにぶっ放すとダメージうp 飛ばすと厄介な時は傍観 → 吹き飛ばすが仕留め切れない → 吹き飛ぶ場所に先周りしておいて、自分のコンボに繋げるとダメージうp → 通信ラグやミスで敵が落ちてしまいそう → 浮かせや叩きつけで浮かせなおす。相手が間に合わないなら自分がコンボを引き継ぐとダメージ減少を抑えられる → 浮き難い敵に有効なコンボ持ちが居ない or 時間かかりすぎる → 要相談かもしれないが皆でスキル連打が良い事もある コンボ火力が低すぎる時は、割り込むと良いかどうか人によって分かれるので各自判断で。 火力に自信無い人は交代してほしいって定型文を作っておくといいお。相手から頼まれれば交代しやすいお ●おい精錬,強化 大きく仕様変更されたので一旦コメントアウト
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プロジェクトオイラーの問題を堀江伸一こと私がProlog言語で解くページ。 兵庫県加古川市加古川町南備後79-16 名前 堀江伸一 Problem 191 「賞を貰える文字列」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20191 ある学校では出席率が高く遅刻率が低い生徒に褒賞金を出している. 3日連続で休む, または, 2回以上遅刻した生徒は褒賞金を得る権利を失う. n日間の各生徒の出席状況を3進の文字列で表す. 文字はL (late, 遅刻), O (on time, 出席), A (absent, 欠席) である. 4日間の場合, 81通りの3進の文字列が考えられる. そのうち賞を貰えるのは以下の43個の文字列である. 30日間の場合, 賞を貰える文字列は何通りか? 解法 BigO(30*(6*4+24*log(24)+24))で解けます。 動的計画法(メモ化計算?)で考えると、連続欠席の日数と遅刻の回数だけを主キーに計算すれば主キーはたったの6種類、計算量は非常に小さくなります。 それだけの簡単な問題です。 one_calc([L,_,P],[L,0,P]).% one_calc([0,_,P],[1,0,P]).% one_calc([L,0,P],[L,1,P]).% one_calc([L,1,P],[L,2,P]).% union_sum([],Y,[Y]) -!. union_sum([[L,A,P]|Rest],[L,A,P1],Result) - !, P2 is P+P1, union_sum(Rest,[L,A,P2],Result). union_sum([X|Rest],Y,[Y|Result]) - union_sum(Rest,X,Result). next_calc(Sets,Result) - member(Set,Sets), one_calc(Set,Result). sum([],0) -!. sum([[_,_,P]|Rest],Result) -sum(Rest,Re),Result is Re+P. search(30,Sets) -!,write(Sets),nl,sum(Sets,Ans),write(Ans). search(N,Sets) - findall(Set,next_calc(Sets,Set),Sets1), msort(Sets1,Sets2), [Top|Sets3]=Sets2, union_sum(Sets3,Top,Sets4), N1 is N+1, search(N1,Sets4). main191 - search(0,[[0,0,1]]). Problem 194 「着色配置」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20194 解法 まずAユニットBユニットを自由に着色した場合の組み合わせを考えます。 7か所の配色が条件を満たすようにします。 最初はAかB一個だけです。 それに右へとAかBをくっつけながら伸ばしていきます。 くっつけるときくっつけた2か所は色が固定され2色消費されます。 よって残りはその2か所以外の組み合わせを決定する5か所の配色組み合わせとなります。 あとはこれを動的計画法で編めば答えとなります。 ok_a([C1], C2) -C1=\=C2,!. ok_a([ _,C1], C3) -C1=\=C3,!. ok_a([C3, _, _], C4) -C3=\=C4,!. ok_a([C4, _,C2, _], C5) -C2=\=C5,C4=\=C5,!. ok_a([ _, _,C3, _,C1], C6) -C1=\=C6,C3=\=C6,!. ok_a([C6,C5, _, _,C2, _],C7) -C6=\=C7,C5=\=C7,C2=\=C7,!. ok_b(Perm,C7) - [C6,C5,_,_,_,_]=Perm, !, C5=\=C7, C6=\=C7. ok_b(Perm,Cn) -ok_a(Perm,Cn). calc_ab(Perm,_,_,_,Count,Count) - length(Perm,7), !. calc_ab(Perm,C,ColorCount,Check,Count,Result) - sort(Perm,Perm1), member(P,Perm1), call(Check,Perm,P), calc_ab([P|Perm],C,ColorCount,Check,Count,Result). calc_ab(Perm,C,ColorCount,Check,Count,Result) - ColorCount1 is ColorCount+1, ColorCount= C, Count1 is Count*(C-ColorCount+1), calc_ab([ColorCount|Perm],C,ColorCount1,Check,Count1,Result). sum([],0) -!. sum([X|Xs],Result) -sum(Xs,Re),Result is (X+Re) mod (10^8). sumP([],0) -!. sumP([[_,_,Perm]|Rest],Result) -sumP(Rest,Re),Result is (Re+Perm) mod (10^8). calc_a1(PermA1,Colors) - findall(P,calc_ab([],Colors,1,ok_a,1,P),Perm), sum(Perm,PermA1). calc_b1(PermB1,Colors) - findall(P,calc_ab([],Colors,1,ok_b,1,P),Perm), sum(Perm,PermB1). calc_An(PermAn,Colors) - findall(P,calc_ab([2,1],Colors,3,ok_a,1,P),Perm), sum(Perm,PermAn). calc_Bn(PermBn,Colors) - findall(P,calc_ab([2,1],Colors,3,ok_b,1,P),Perm), sum(Perm,PermBn). union_sum([],Y,[Y]) -!. union_sum([[A,B,Perm]|Rest],[A,B,Perm1],Result) - !, Perm2 is (Perm1+Perm) mod (10^8), union_sum(Rest,[A,B,Perm2],Result). union_sum([X|Rest],Y,[Y|Result]) - !, union_sum(Rest,X,Result). one_calc([A,B,Perm],[LimitA,LimitB],[PermA,_],[A1,B,PermRe]) - A1 is A+1, PermRe is Perm*PermA, B= LimitB, A1= LimitA. one_calc([A,B,Perm],[LimitA,LimitB],[_,PermB],[A,B1,PermRe]) - B1 is B+1, PermRe is Perm*PermB, A= LimitA, B1= LimitB. next_calc(Memo,LimitAB,PermAB,Result) - member(M,Memo), one_calc(M,LimitAB,PermAB,Result). calc_ans(Memos,_,_,1) - write(Memos),nl, !, sumP(Memos,Ans), write(Ans). calc_ans(Memos,PermAB,LimitAB,Counter) - !, findall(M,next_calc(Memos,LimitAB,PermAB,M),Memos1), msort(Memos1,Memos2), [Top|Memos3]=Memos2, union_sum(Memos3,Top,Memos4), Counter1 is Counter-1, calc_ans(Memos4,PermAB,LimitAB,Counter1). n(LimitA,LimitB,Colors) - calc_a1(PermA1,Colors), calc_b1(PermB1,Colors), calc_An(PermAn,Colors), calc_Bn(PermBn,Colors), All=LimitA+LimitB, calc_ans([[1,0,PermA1],[0,1,PermB1]],[PermAn,PermBn],[LimitA,LimitB],All). main194 - n(25,75,1984). Problem 199 「反復円充填」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20199 円で円を充填していく問題。 解法 あるサイズの円が描かれたときより小さな円の描かれ方は、 A 一番大きな円と内接し、2つの円に外接する B 3つの円に外接する円 の2種類があり得ます。 そしてより小さな円のサイズはAにしろBにしろ親となる3つの円のサイズだけから決まる関数となります。 AとBを求める関数が決まればあとは実装ゲームです。 計算誤差を最小化するということを考えて実装。 ただひたすらめんどくさい問題でした。 大卒なら数式変形ソフトで一発で解くのかもしれませんが高卒の私はそういうソフトの使い方の教育を受けたことがないので手計算で式変形してます。 in(R1,R2,R3,Result) - A is R3+R2, B is R1+R3, C is R1+R2, CosA is (B^2+C^2-A^2)/(2*B*C), SinA is sqrt(1-CosA^2), X1 is C, X2 is B*CosA, Y2 is B*SinA, S1 is X1^2+R1^2-R2^2, S2 is X2^2+R1^2+Y2^2-R3^2, S3 is X1*R1-X1*R3-X2*R1+X2*R2, S4 is -1*S1*X2+S2*X1, S5 is R1-R2, S6 is 4*Y2^2*S5^2+4*S3^2-4*Y2^2*X1^2, S7 is 4*Y2^2*S5*S1+4*S3*S4-8*Y2^2*X1^2*R1, S8 is Y2^2*S1^2+S4^2-4*Y2^2*X1^2*R1^2, Result is (-S7-sqrt(S7^2-4*S6*S8))/(2*S6). %XA is (2*Result*(R1-R2)+S1)/(2*X1), %YA is (2*Result*(R1-R3)-2*XA*X2+S2)/(2*Y2). out(R1,R2,R3,Result) - A is R2+R3, B is R1-R3, C is R1-R2, CosA is (B^2+C^2-A^2)/(2*B*C), SinA is sqrt(1-CosA^2), X1 is R1-R2, X2 is B*CosA, Y2 is B*SinA, S1 is R1^2+X1^2-R2^2, S2 is X2^2+R1^2+Y2^2-R3^2, S3 is R1+R2, S4 is R1+R3, S5 is 2*(S3*X2-S4*X1), S6 is S2*X1-S1*X2, S7 is 4*Y2^2*S3^2+S5^2-4*Y2^2*X1^2, S8 is -4*S1*S3*Y2^2+2*S5*S6+2*R1*4*Y2^2*X1^2, S9 is S1^2*Y2^2+S6^2-R1^2*4*Y2^2*X1^2, Result is (-S8-sqrt(S8^2-4*S7*S9))/(2*S7). %XA is (-2*Result*(R1+R2)+S1)/(2*X1), %YA is (Result*S5+S6)/(2*Y2*X1), %write([XA,YA]). sum([],0) -!. sum([X|Xs],Result) -sum(Xs,Re),Result is Re+X. next_in_a(_,_,_,_,R4,R44) -R44 is R4^2. next_in_a(10,_,_,_,_,0) -!,fail. next_in_a(N,R1,R2,_,R4,Result) - next_in(N,R1,R2,R4,Result). next_in_a(N,R1,_,R3,R4,Result) - next_in(N,R1,R3,R4,Result). next_in_a(N,_,R2,R3,R4,Result) - next_in(N,R2,R3,R4,Result). next_out_a(_,_,_,_,R4,R44) -R44 is R4^2. next_out_a(10,_,_,_,_,0) -!,fail. next_out_a(N,R1,R2,_,R4,Result) - next_out(N,R1,R2,R4,Result). next_out_a(N,R1,_,R3,R4,Result) - next_out(N,R1,R4,R3,Result). next_out_a(N,_,R2,R3,R4,Result) - next_in(N,R2,R3,R4,Result). next_in(N,R1,R2,R3,Result) - N1 is N+1, in(R1,R2,R3,R4), findall(S,next_in_a(N1,R1,R2,R3,R4,S),Sum), sum(Sum,Result). next_out(N,R1,R2,R3,Result) - N1 is N+1, out(R1,R2,R3,R4), findall(S,next_out_a(N1,R1,R2,R3,R4,S),Sum), sum(Sum,Result). main199 - R2 is (-6+sqrt(48))/2, S2 is R2^2*3, next_in(0,R2,R2,R2,AnsIn),nl,nl, next_out(0,1,R2,R2,AnsOut), nl,write([AnsIn,AnsOut,S2]),nl, Ans is 1-(AnsIn+AnsOut*3+S2), write(Ans).
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作者:飛崎 琥珀 タイトル:Prologue ネオンに彩られる遊楽街。 深夜を回る時間にあって、その人通りは途絶える事がない。 行き交う人間は愉のしみを求めて彷徨よい、誰もが街のあちこちに潜む危険に気づかない。 休憩や待ち合わせに使われる噴水の側。其処に一人の少年が立っていた。 例年以上の寒さを記録している冬の夜にしては、少年の姿はズボンにパーカーと軽装であり、その外観は場所と時間も相まって目立たずにはいられない。 しかし、少年の前を行き交う人々は、誰一人として少年を気にも留めない。 少年の横のベンチに座って戯れるカップルも、横で立ち尽くす少年を気にすることなく、赤裸々にその情事を続けている。 そう、誰も彼を気に止めない。――気づかない。 少年は、そんな周囲を軽く見渡してから、既に一時間程、一点だけを見つめていた。 自分と対岸に当たる噴水の前。 ロングコートを着た、どちらかといえば背の高い女性。 茶色く染めた髪は艶やかで、控えめながらも整えられた化粧の貌は、すれ違えば異性が振り向いてしまうくらいに美人である。 しかし、その表情は暗く沈み、何度目かの時間の確認を、左腕の腕時計でしている。 一時間以上、其処に立っている彼女が待ちぼうけをしているのは、同じ様に其処に立ち尽くしていた少年には明白であった。 はっきり言えば、彼女は少年の好みの女性である。 周囲を眺めていた少年は、その自分の好みの女性が待ち合わせをしているのを見つけて、どんな彼氏が来るのか見届けてやろうとしていた。 そわそわと待つ女性の顔が、二度、三度と時計を気にし始め、その表情を暗くするにつれ、少年は彼女が約束をすっぽかされたことに気づいていた。 それでも、じっと待ち続ける女性に、少年は遅れてでも良いから、彼女の――そして、自分のために彼氏が約束の此処にやって来ることを願った。 しかし、とうとう時計の長針が二週目を過ぎようとした時、女性は、そっと時計を見るのをやめた。 少年は、その姿を見て何か胸の奥がぽっかりと空くのを感じた。それと同時に、何か言いようのない怒りが胸の奥からこみ上げてくる。 そして、その場を動き始めた女性の姿を見て、少年は、やっとその棒立ちだった足を動かして、彼女の方へ駆け寄った。 「お姉さん」 「――え!?」 ◇ 「へえ。雄二“ゆうじ”くん、月明の学生なんだ。そうだよね、見たまんままだ未成年だし」 女性――片岡 彩香“かたおか さやか”は、自分に声を掛けてきた少年――藤代 雄二“ふじしろ ゆうじ”と話をしながら、遊楽街の外れにやってきていた。 約束をすっぽかされた事に気づいた彩香は、泣き出しそうになる自分に気づき、急いでその場を離れようとした。 あと少し、自分に声を掛けるこの少年に驚かなければ、自分は往来の場で泣き出していたかもしれないと、彩香は顔を赤くする。 声を掛けてきたのが子供だと気づいた時、言いようのない落胆と同時に、何処か安堵する心が、彩香の中にはあった。 控えめに見て美形と言える雄二の貌に微笑まれた彩香は、言いようのない救いを感じていた。 「でも、本当によかったの? 彼氏と待ち合わせしてたんでしょ」 気を許せば、約束の場所から離れて此処まで、執拗に話しかける雄二に段々と笑みを見せると、雄二は申し訳なさそうに、そんな問いを発していた。 一瞬、言葉に詰まった彩香は、しかし、表情に笑みを戻すと――、 「いいのよ、あんな奴。元々、最近会ってなかったし。きっと他に女ができたんだと思う。 本当はさ。私、友達にあいつの女グセの悪いところ聞かされてたんだ。それで、そんな話はウソだって、本人に会って言って欲しかったんだけど…」 結果はごらんの通り、約束すら守ってくれない奴だった、と彩香は笑って答えた。 その顔があまりにも痛々しくて、雄二は思わず彩香の顔をじっと見つめる。 「彩香さんみたいな綺麗な人を裏切るなんて、きっとそいつ、女性を見る目がないんだよ」 雄二の真剣な顔に驚いた彩香は、しかし、目に涙をかすかに浮かべて微笑んだ。 「キミ、意外と年上殺しだね。でも、ありがとう」 彩香は涙を拭うと、雄二の手をとった。 「え、ちょっと彩香さん!?」 「ほら早く! 今夜は私が何でも奢ってあげるから、最後まで私のエスコートしてね」 戸惑う雄二の手を引いて、彩香は楽しそうに雄二へと向き直る。最初は戸惑っていた雄二も、次第に戸惑いを笑みに変え、彩香と共に夜の街へ繰り出した。 ◇ 「はぁ――、堪能した。久しぶりに童心に帰った気がするわ」 少し休もうと言い出した彩香は、二人して人気のない公園へやってくると、夜風を一心に浴びるように伸びをする。 街のイルミネーションを見て周り、ゲームセンターで熱くなって、ラーメン屋で早食いをする。 二人して街に繰り出してからの彩香は、雄二の目からもまるで同年代の少女の様に思えた。 だが、自然と雄二の目には、そんな彩香が見劣りする様なことはなかった。 気持ちよさそうに伸びをする彩香の横顔も、雄二には、見ていて飽きない絵画のように見えている。 「どうしたの?」 自分をじっと見る雄二に、彩香は爽やかな笑みを向ける。 「あ…、えっと、す、座ろうよ!」 突然声を掛けられ、慌ててベンチを指差して雄二は先に向かってしまう。 その姿を見て笑う彩香も、雄二に続くようにベンチに腰を下ろした。 互いに声を発することなく、しばしの沈黙が続く。 気まずさを感じた雄二は、何かを言おうとして彩香を見つめ――その瞳が晴れ晴れとしていることに気づいた。 その瞳に吸い込まれそうになって、雄二はまた言葉を失う。 「どうしたの、雄二くん?」 また自分を見ている雄二に気づいた彩香が、そう訊ねる。 「あ、いや。彩香さんが元気になってくれてよかったな、て…」 思ったままに口にした雄二の言葉に、彩香は笑みを濃くする。 「うん、雄二くんのおかげだよ。あのまま帰ってたら、私きっと今頃は大泣きしてるところだったかも」 だからね、と彩香は雄二の顔を覗き込む。 その貌が、何処か女を感じさせる艶を出している事に、雄二は気づいていた。 「ん――」 突然吹いた風に、彩香は僅かに身をすくませる。 その様子に、雄二は自分の心がひとつの衝動に染まっていくのを実感する。 「――寒い?」 雄二の声音は、既に落ち着きを取り戻していた。 「うん、ちょっとだけ。でも、雄二くんの方が寒いんじゃない? ずいぶんと薄着だけど」 「うん。だから彩香さんで暖めて欲しい」 「――もう。ませたこと言うんだから」 くすりと笑う彩香だが、雄二が一息、二人の顔の距離を詰めることで、その笑みが止まった。 頬を赤らめ恥ずかしがる彩香は、年下の少年から視線を逸らしそうになって、しかし年上としてのプライドがそれをとめた。 「僕、彩香さんで温まりたいな。身体も――心も」 「もう。本当はこういうのを期待してあそこにいたんじゃないの? 実は私も他の子と同じ様に騙されたのかしら」 「どうだろ。――でも、彩香さんみたいな綺麗な人は、初めて出会ったよ」 「本当に、口がうまいんだから――あ、」 彩香の手に、雄二の手が添えられる。その事に驚いている間に、彩香は雄二の唇を許していた。 「ん、うん――」 軽い口付けから段々と激しくなっていく雄二の口付けに、彩香はなす術もなくされるがままとなる。 息が苦しくなり始めたところで、そっと雄二の唇が離れた。 つう、と二人の間に引く糸に、彩香は恥ずかしさと高まる感情に身体を疼かせた。 「もう、本当に上手なんだから――え!?」 そっと胸元に添えられた雄二の手に、彩香はそのままベンチへと押し倒される。 「こんな、ところで…?」 「大丈夫だよ。誰も来ないから。――僕が彩香さんを暖めてあげる」 「あ、待って――、」 彩香の制止の声が、雄二の口付けで遮られる。 再び自分の口に進入する暖かさに、強張っていた彩香の身体は、徐々に硬さを失っていった。 耳に、頬に、首に、胸に、雄二の手と舌が這い、彩香は甘い声を吐き出す。 年下とは思えない、女を知り尽くした雄二の愛撫に、彩香は今まで感じたことのない高ぶりと、なす術のない悔しさが浮かんでいく。 その二つの感情が、彩香の疼きをいっそう強いものにしていた。 「ん、――はあ、はあ…。痛っ!!」 徐々に思考が薄れていく中、不意に胸に突き立った痛みに、僅かに意識を取り戻した。 「ちょっと、雄二くん。あんまりがっつかないで――、」 若さに暴走しようとする雄二を落ち着けようとして、しかし、彩香は声を失った。 自分の乳房を押さえる雄二の手。――そう、雄二の手であるはずのそれが、鋭利な爪を持ち、薄黒い毛に覆われていたからだ。 「どうしたの、彩香さん? ほら、服を脱がすよ」 愉しそうに笑う雄二の手が、彩香の上着を肌蹴させ、白いシャツに爪を立てる。 「ひぃっ!」 ジリジリとシャツの繊維だけを切り裂いていく爪に、彩香は小さな悲鳴を上げる。 爪によってシャツと下のブラまで切り裂かれた彩香は、薄桃色の乳首をあらわにする。 「綺麗なおっぱいだね、彩香さん。僕、しゃぶりつきたいよ」 そう言って、乳房に噛み付こうとする雄二の歯は、鋸のような犬歯が並んでいた。 「い、いや! 止めてぇ!!」 此処に来て、彩香は全身に恐怖が沸き立つのを感じた。と同時に、昔々の歌のフレーズを何故か思い出してしまった。 さっきまで心を許していた年下の男が、薄黒い毛に覆われた手をしていて、その口は獣のように牙を剥き出しにしていた。 「良かった。彩香さんもやっぱりそういった類の才能があったんだね。他の人はこの姿の僕が見えていないから、ただ殺して食べるだけなんだけど。 ――彩香さんだけは、優しく、生きたまま食べてあげるよ」 彩香には、その訳の分からない言葉を理解する余裕は既になくなっていた。 何度も泣き叫び、自分に圧し掛かっている存在から逃れようとするが、その声が誰かに届くことも、その身を押しのけて逃げることも叶わなかった。 「どうしてそんなに嫌がるの。僕はただ、彩香さんの悲しみを癒してあげたいだけなのに。ほら見て、僕の姿を…」 「い、いやっ…!」 彩香に圧し掛かる影は既に人ではなかった。 全身を薄黒い体毛に覆われたそれは、先に尖る様な口を持つ犬の顔をしていた。 その異形に恐怖が臨界にまで達しようとする中。 剥き出しになる犬歯が彩香の胸に喰らいつこうとして、彩香は最後の力を振り絞って叫び声をあげた。 「止めてぇ――!!」 瞬間。目の前からその顔が消えた。 「えっ?」 驚きに目を見開く彩香は、遠くで大きな何かが引きずるような音を耳にした。 「――大丈夫か?」 すぐ側で、無愛想で――しかし、何処か優しさを感じる男の声がした――かと思えば、そっと黒い外套が、あらわになった胸を隠すように自分に掛けられた。 そっと見上げれば、一目で長躯だと分かる男の背中があった。 すらりと引き締まった足も、身体も、黒いズボンと長袖の服に覆われ、無駄のない体躯が伺える。 背中まで伸びた黒髪は艶のある癖毛で、右目を隠していた。 その髪の隙間から、見えている茶色の瞳とは違う、銀の三白眼が微かに覗いた。 その、一目で異性の心をときめかせる様な整った顔立ちで、自分の前に立つ青年は彩香を見下ろした。 「――もう大丈夫だ。少し休んでいろ」 先ほどと同じ、無愛想ながらもたくましい声が、まるで呪文の様に彩香の身体の緊張を解く。 強張っていた身体が力を失えば、それに繋がるように意識が薄れていった。 「――――あ、駄目…」 眠ってはいけないと思う心と、このまま全てを忘れてしまいたいと思う心が、僅か、数回の瞬きの間に葛藤する。 しかし、身体がベンチの上に横たわる頃には、彩香の意識は静かな眠りへと落ちていった。 ――彩香が次に目を覚ました頃。 其処には、真上に昇る太陽と、無残に抉られた公園の地面、薙ぎ倒された木々が残っているだけだった。 ◇ 静まり返っていた公園に、破砕音が広がった。 アスファルトの路面を抉り、土煙を上げる場所には、無様に倒れる黒い塊が蠢いている。 体毛に覆われ、身体の至るところが埃で汚れている。 しかし、十メートルという距離を殴り飛ばされたにも関わらず、その身体には傷ひとつ存在しなかった。 「――男は狼なのよ、気をつけなさい♪」 調子っぱずれま歌を口ずさんでゆっくりと立ち上がる影は、赤い三白眼を自分を殴りつけた相手に向けた。 黒い服の――まだ青年とも呼べる男。 無愛想な顔をこちらに向けているのが気に食わないのか、狼男は牙をぎらつかせて笑みの形を作る。 「おじさん。彼女は僕が初めに見つけたんだ。後から出てきて横取りしないでくれないかな」 既に声も変質させた雄二は、ガラガラと擦れた声を上げて、既に敵と認識した青年を睨み付ける。 「ほら。その大きなケースで一撃を入れた事は忘れてあげるから。早く何処かに行っちゃいなよ。僕、男を喰らう趣味はないんだよね」 だから、例外なく男は八つ裂きに切り刻んできた事を、雄二は口にしない。 目の前の青年が背中を向ければ、一息にその鋭い爪の餌食にするつもりだ。 「本当はさ。今回は最初からうまく行ってなかったんだ。 最初は、あの女を彼氏の目の前で、犯して喰らってやろうと思ったんだけど。肝心の男の方があの女を捨てちゃったでしょ。まあ、年下の女にすぐ股を開くような尻軽女じゃ、捨てられて当然だろうけどね。 まあだから、せめて彼女は愉しく食べたいと思っていたんだ」 饒舌に喋る雄二を、青年は無愛想なまま、雄二の話を聞いているのかも分からない表情で立ちつくしている。 「なのにさ。いざって時になって、おじさんみたいなヒーロー気取りがやって来て…。 ――本当、僕今、マジでムカついてるんだけど」 殺気を膨らませて、今にも襲い掛かろうと雄二は青年を威嚇する。 しかし、雄二の殺気に晒される青年の表情は、何処までも涼しげなものだった。 その表情が、雄二の愉悦感を根こそぎ削ぎ落とす。 「その貌を、やめろって行ってんだろ!! お前、この俺が何か分かってんのか? 狼男だぞ、狼男! お前みたいな人間、この爪で、この牙一発でお陀仏なんだよ! どうだ、びびったか!? ――なら、その澄ました貌を止めろ!!」 我を忘れて激昂する雄二に、青年は初めて表情を変えた。さもつまらないと言いたげな、何処か侮蔑を含んだ目を向け――、 「違うな…」 ぼそりと、しかしよく通る声で青年は呟いた。 「お前は狼なんかじゃない。――ただの駄犬だ」 さも事実のように、簡潔に述べた青年の言葉に、雄二と青年の間にある空気が割れた。 身体を震わせる雄二は、カタカタと噛み合わない歯を揺らし――いちどだけ。歯を噛んだ。 「アンタ、殺してやるよ!」 雄二はアスファルトを踏みしめた足を膨らませ、弾丸のように青年へと飛びかかった。 人の肉眼では、プロの野球選手すら視認することが難しい、百五十キロメートルを超える超弾丸速。 十メートルという距離は、刹那の間にゼロと化していた。 必殺の手ごたえを持って、雄二は黒衣の青年に肉薄していた。 それも、直線ではなく必殺を期した二段階の直角軌道。 くの字を描くように、青年の前髪で隠れた視界から攻め込んだ雄二は――気がつけば、人とは思えない銀の三白眼に捕らえられていた。 「――えっ?」 自分の動きが見透かされている事への驚きか。それとも、その瞳を見てしまったがための、内に出ていた恐怖の自覚か。 何れにせよ、その声が――藤代 雄二の最後の言葉となった。 青年に爪を届かせる距離まであと五ミリという距離で、狼男の顔面が、横から振り上げられた黒い塊に殴り飛ばされていた。 自分が持つ速度をそのままに、軌道を逸らされた巨体は、そのまま青年の後ろにある木々へと突っ込んだ。 圧倒的な暴力で薙ぎ倒される木々に、気を失った狼男が、だらりと力なくぶら下がっていた。 骨を折る勢いで繰り出された一撃も、人ではない異形の存在には、脳震盪を起こすに留まっていた。 しかし、青年は構わないとでも言うように、狼男から視線を逸らすと、ベンチで倒れる女性――彩香へと歩き出した。 穏やかに眠る彩香の寝顔に、青年はどうしたものかと、困った顔をする。 その、感情らしい感情をはじめて浮かべた青年に――、 「ご苦労様です、沙耶”さや”」 突然現れた少女が、笑みを浮かべながら名を呼んだ。 ◇ 惨状の広がる公園に現れた少女――烽火“のろし”は、何処からか持ってきた毛布を抱えたまま、青年――沙耶”さや”の横を通り過ぎて、彩香の眠るベンチへと向かう。 沙耶の外套を抱きしめて眠る、無防備な彩香の姿を赤縁の眼鏡越しから見る目は、呆れた色を映し出していた。 それが同じ女としてのものなのか。それとも、自分より年上の人間のだらしなさに対する苦笑なのか。 烽火は乱暴に外套を彩香から取り上げると、それを沙耶に渡して持っていた毛布を代わりに掛けてやる。 一向に目を覚ます気配のない彩香を無視して、烽火は外套を着て皺を伸ばしている沙耶へと向き直った。 着直した外套のポケットから、沙耶は女物のハンカチを一枚取り出していた。 彩香が外套を抱きしめている間に、皺になったりしていないかと確認する沙耶に、烽火は今度は酷く冷めた視線を向ける。 それに気づいた沙耶は、黙ってハンカチをポケットに戻すと、思い出した様に木々に突っ込んだ狼男に向き直る。 「――また、外れみたいですね。これで十人目ですけど、思ったよりも相手は数が多いようですね」 不満そうな声を発しながら、烽火は伸びている狼男の方へ向き直る。既にその身体は獣のそれではなく、裸をあらわにした高校生の――人間の姿だ。 「《感染者》-フォースデーモン-の拘束、処理も勿論重要ですけど。今回は数を増やしているのは《真祖》-トゥルーデーモン-と思われる一人だけです。《真祖》自体を拘束しなければ、いつまでも《感染者》が増え続けることになります」 思ったよりも、面倒な任務になりましたね、と烽火は楽しそうに沙耶を見る。 「そんな事はいつもの事だ。それより、その肝心の《真祖》の匂いは覚えた」 「本当ですか!? いつもより時間が掛かってたんで、そっちの方は今回は当てにしてなかったんですけど」 沙耶が有する有益な特徴が、まだ発揮している事に烽火は喜んだ。 「この街は、異形の匂いが多すぎる」 「それは当然ですよ。全ての異形が集う始まりの地。そんな風に言われている街なんですから。 本当は私、こんな任務はとっとと終わらせて、会ってみたい人がいるんですからね」 「――“鬼殺し”の少女、か」 「そうですよ。本当はこんな任務、私の予想では十日ぐらいで済んでしまうはずだったんですから」 欧州からこの地へ逃れてきた異形――“狼男”と分類されるそれが、この天夜市にいることが分かってから。 その危険性と欧州側からの救援要請に急かされ、ちょうど休暇を与えられるはずだった一人の《傭兵》-マーセナリー-とそのパートナーが、何の因果か借り出された。 気乗りのしない《傭兵》の胸中を無視し、《討滅対象》-ターゲット-の潜伏先を知ったパートナーが、一言返事で返してしまった。 単純な任務だと、内容を見た傭兵も納得したが、蓋を開けてみれば、現状の様子だった。 当初は、日本に逃れたターゲットを追い詰めるだけと思われていたこの任務も、様々な不幸が重なって、思ったはかどりを見せていなかった。 「それで、あっちからの増援は何時来るんだ?」 「まだ内部抗争の事後処理に追われているみたいですね。増援組がこっちに着くのも、あと三日は掛かるかと…」 「――そもそも、あっちが主導で動くはずの任務だろ」 元々、沙耶たちは日本側での彼ら――“聖ラザロ騎士団”の後方支援――バックアップが任務であった。 しかし、いざ蓋を開けてみれば、欧州からやって来る《追跡者》-チェイサー-は、本部で起こった内部抗争に追われ出発を延期。天夜市に置かれているはずの支部もまた、本部の問題に掛かりきりで、こちらとの接触すら持たない。 「俺たちのことなんか、忘れてしまったようだな」 「統括組織内でも、早くこちらに合流するように言ってあるんですけどね。――ほら、あっちは独自色が強いですから」 騎士団内の派閥争いは、統括組織や協会本部側でも有名な話だ。 そもそも、今回の内部抗争も派閥争いの延長線上にあり、ある一派が、今回のターゲットを国外に逃した事による他派閥からの糾弾によって発展した抗争である。 「――迷惑な話だ」 沙耶の言葉は最もだが、いま言っても詮無いことである。 「――さて。とにかく、この《感染者》はこのまま組織に引き渡すとして…。 どうします、今日はもう戻りますか?」 烽火は、着ているコートから携帯電話を取り出すと、短縮ダイヤルを押しながら沙耶を見る。 烽火の提案に応じようと周囲をもう一度だけ辺りを見渡した沙耶は――、 「―――!」 一際強い風が沙耶たちの間を吹きぬけた瞬間、沙耶は微かに――しかし、確かにその匂いを嗅ぎ取った。 「まだ、奴らがいる。――それに、この匂い」 「――え?」 電話に集中していた烽火は、沙耶の言葉を聞き逃した。 しかし、烽火が沙耶に聞き返す前に、沙耶は烽火に背を向けると、雲ひとつない満天の夜空へと飛翔した。 ◇ 遊楽街に聳えるビルの屋上にたどり着くと、沙耶はそのまま次のビルへと飛び移る。 間隔、十メートル以上はくだらないビルとビルの間を、沙耶は何でもないかのように渡っていく。 冬の夜空を疾駆する姿に隙はなく、外套をはためかせる姿は、眼下を移動する人々の目には留まらない。 やがて、ネオンの明かりを失った土地にたどり着けば、ビルの姿はなくなり、綺麗に舗装された道が網目のように広がる住宅街へとたどり着く。 沙耶は、その家々の屋根を伝い、風に混じった匂いを追いかける。 そう。先ほど倒した獣じみた異形の匂いに混じって、つい先日記憶したあの太陽の様な匂い。 「―――!」 煉瓦色の屋根を飛び降りた先――先ほどの公園とは規模も金の掛け方も違う、何処にでもある小さな公園。 其処には、二つの人影があった。 一人は、近所の学校のものと思われる制服姿の少女。短く切った髪は、まるで怒りに逆立つように風に遊ばれている。 一見、華奢としか表現できない体躯のその少女は、自分と同じくらいの背格好をした少女を、その細い片腕で首を絞め、相手を持ち上げていた。 その栗色の髪と、苦しげに表情を歪める横顔に、沙耶は確かに記憶した通りの相手を認識した。 「―――!!」 沙耶は、恐ろしいほどの速さで――しかし、正確な動きでケースの留め金を外した。 幾度も繰り返された動作に、沙耶は意識することなく蓋を開ける。 赤い内色の中から顔を覗かせたのは、一本の刃を持った鉄の塊と、整然と並べられた金の薬莢の並び。 自分の腕以上はあるソレを取り出した沙耶は、剣と呼ぶにはあり得ない部分に手を添える。 人の拳ほどの大きさの――輪胴式の弾装。 大口径の銃弾を収めるドラムタイプのリボルバーを、沙耶は黒皮のグローブを嵌めた手で乱暴に開く。 収まっている六本の弾薬を確認した沙耶は、リボルバーを元に戻して刃を下に向けた。 そして、柄となる場所の上部に取り付けられた引鉄を――引いた。 夜気に混じる、凶悪な惨劇を告げる、乾いた三発の音。 激鉄によって撃ち出された弾は、刃の根に全て激突した。 全てが高速で撃ちだされ、そして、三弾異色の弾が、刃に降りかかる火花となって散った。 瞬間――それは起こった。 「え?」 人を持ち上げていた少女が、その異変に驚く。 それが起きた原因である沙耶に気づいた瞬間、それは全て終わっていた。 ◇ まず起きたのは、銃弾の衝突によって振動した刃だ。 黒と青と無色の火花を浴びた刃は、その白銀の鏡面を漆黒へと変えた。 夜気を照らした面は、全ての光を飲み込む闇となり、その刃を構えた沙耶は、首を絞める少女の腕へと切り払った。 間合いの外にあった少女の腕は、確かに間合いの外にあり――そして斬られた。 沙耶が繰り出した斬撃は夜の空間を割って、その腕を絶つ間合いへと飛んだのだ。 次元を超え、斬撃を届かせる。 そんな魔法染みた現象を起こしたのは、たった三発の銃弾。 そんなふざけたトリックによって自分の腕が切り落とされた少女は、その弾の価値を知ることなく、痛みと怒りの恐怖を沙耶へと向ける。 しかし、拘束を逃れて尻餅を着いた少女が、腕を切られた少女を見上げた時には、沙耶の漆黒の刃はその胸へと突き立とうとしていた。 沙耶が勝利を確信した一瞬――それは起きた。 「駄目ぇ―――!!」 突然声を上げた少女の声。 それが、大切な友人を守る一声であった時、沙耶の身にそれは起きた。 必殺の突きを決めるために踏みしめた足が、糸が切れたように力を失う。 突き立てるように込めた腕の力が、まるで見えない壁に阻まれる様に進むことが出来なかった。 驚いた沙耶は、叫びを上げ、自分たちを見上げる少女を見た。そこには、月光を反射する――、 「――涙」 それは、致命的な隙であった。 前髪に隠れた沙耶の視界から、無事な腕が沙耶の顔面へと伸びていた。 白い体毛に覆われた、爪の付いた腕。 そう。相手は異形であるはずなのに、自分はこの少女の叫びと涙に逡巡してしまった。 「――そんなはずはない!」 その様な感情――沙耶は、認めない。 だが、現実はまったくいうことを聞かない己の肉体だった。 そして、沙耶は全ての思考の終着点として、その爪が己の眼に突き立てられることを覚悟した。 -To be continued- - - - よろしければ、コメントをおねがいします。 「まだまだ拙いですが、温かく見守ってください by琥珀」 テスト -- (琥珀) 2009-02-05 02 51 20 テスト完了 -- (琥珀) 2009-02-05 16 36 51 テステス -- (グリム) 2009-02-14 23 37 47 初めまして、読ませて頂きました。 傭兵のように特定機関に属さない退魔士っていいですね。 浪漫です。 全体的な雰囲気がいい感じ。 沙耶の成り立ちも少しばかり気になるとこです。 続編お待ちしております。 -- (グリム) 2009-02-14 23 41 41 グリムさん、コメントありがとうございます。 一度のタイトルに長々と書くので、大変読みづらいなあと思います(苦笑) 一応、私は仕事をしていて、あまり執筆に時間をかけられない生活をしていますが、 月にひとつは出せるようにがんばりたいと思っています。 グリムさんの生み出した世界に、少しでも彩を添えられたら幸いです。 これからもよろしくお願いします。 閑話休題。 次の章。本編の話を今書いています。 2月中には出せるようにしたいと思っているので、 どれどれ、とお待ちください(笑) -- (琥珀) 2009-02-15 03 18 15 名前 コメント すべてのコメントを見る ※あと、普段のネットを携帯でおこなっているので、ircに参加する方法がよくわかっていません。 なので、ここでグリムさんたちからお言葉をいただけたら幸いですm(._.)m
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プロジェクトオイラーの問題を堀江伸一さんがPrologで解くページ。 Problem 161 「トリオミノ」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20161 トリオミノで9*12の長方形を埋め尽くすとき何通りの埋め方があるか答える問題。 解法 左下から右上へ敷き詰めていく。 ビット演算に翻訳して敷き詰め、あとは敷き詰め終わった部分は敷き詰め終わった部分の形(どのようなピースでどのように埋めたかは無視して全体の形だけ)を主キーにして動的計画法でアセプト。 計算に必要なのは3行だけなので9列*3行の27ビットで管理ができこれはPrologの一番短い整数型28bitより短い。 これで少し高速化を達成できているかもしれない。 Prologコード計算時間 2.112sec。 平凡タイム? 速い人はどうしてるんだろ? piece(Piece,Row,Col) - Row= 11, Col= 8, Piece is 1+(3 9). piece(Piece,Row,Col) - Row= 11, 1 Col, Piece is 1+(3 8). piece(Piece,Row,Col) - Row= 11, Col= 8, Piece is 3+(1 9). piece(Piece,Row,Col) - Row= 11, Col= 8, Piece is 3+(1 10). piece(Piece,Row,_) - Row= 10, Piece is 1+(1 9)+(1 18). piece(Piece,Row,Col) - Row= 12, Col= 7, Piece is 7. union_sum([],Y,[Y]) -!. union_sum([[Set,Perm]|Rest],[Set,Perm1],Result) - !, Perm2 is Perm+Perm1, union_sum(Rest,[Set,Perm2],Result). union_sum([X|Rest],Y,[Y|Result]) - union_sum(Rest,X,Result). one_calc(No,_,Col,No) -0 (No/\(1 (Col-1))),!. one_calc(No,Row,Col,No1) - piece(Piece,Row,Col), Slide is (Piece (Col-1)), 0= =No /\ Slide, No1 is No \/ Slide. calc_next(Memo,Row,Col,[No1,Perm]) - member([No,Perm],Memo), one_calc(No,Row,Col,No1). row_dell([],[]) -!. row_dell([[No,Perm]|Rest],[[No1,Perm]|Result]) -row_dell(Rest,Result), No1 is (No 9). roop_col(Memo,Row,10) -!, Row1 is Row+1, row_dell(Memo,Memo1), roop_row(Memo1,Row1). roop_col(Memo,Row,Col) - Col1 is Col+1, findall(M,calc_next(Memo,Row,Col,M),Memo1), msort(Memo1,Memo2), [Top|Memo3]=Memo2, union_sum(Memo3,Top,Memo4), roop_col(Memo4,Row,Col1). roop_row(Memo,13) - !,nl,nl, write(Memo). roop_row(Memo,Row) - !, length(Memo,Len), write([Row,Len]),nl, roop_col(Memo,Row,1). main161 -roop_row([[0,1]],1). Problem 162 「16進数」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20162 16進法では, 数は以下の16個の数字によって表される 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F 16進数の AF は, 10進法での 10x16 + 15 = 175 と等しい. 3桁の16進数 10A, 1A0, A10, A01 には, 0, 1, A の全てが現れている. 10進数で書くときと同様に, 先頭の0は書かないことにする. 0, 1, A がそれぞれ少なくとも1回は現れるような16桁までの16進数はいくつ存在するか? 16進数で答えよ. (A,B,C,D,E,F は大文字とし, 先頭や末尾の16進数であることを表す記号や先頭の0は許されない. つまり, 1A3F ならOK. 1a3f, 0x1a3f, $1A3F, #1A3F, 0000001A3Fは許されない. ) 解法 一桁ずつ伸ばして組み合わせ数を考えます、ある桁数で管理すべきことは。 0が0か1回以上出たの2通り 1が0か1回以上出たの2通り Aが0か1回以上出たの2通り で計8通りを管理して ある桁を計算するとき0が出た1が出たAがでたそれ以外が出た。 を管理しながら計算していけばよいだけです。 配列のある言語ならBigO(15*8*4)で計算が完了します。 one_calc([ _,N1,Na,Perm],[1,N1,Na ,Perm]). one_calc([N0, _,Na,Perm],[N0,1,Na ,Perm]). one_calc([N0,N1, _,Perm],[N0,N1,1 ,Perm]). one_calc([N0,N1,Na,Perm],[N0,N1,Na,RePerm]) - RePerm is Perm*13. next_calc(Memo,Result) - member(M,Memo), one_calc(M,Result). union_sum([],Y,[Y]) -!. union_sum([[N0,N1,Na,Perm]|Rest],[N0,N1,Na,Perm1],Result) - !, Perm2 is Perm+Perm1, union_sum(Rest,[N0,N1,Na,Perm2],Result). union_sum([X|Rest],Y,[Y|Result]) - union_sum(Rest,X,Result). search(_,16,Ans) - !, format( ~16r ,[Ans]). search(Memo,Len,Ans) - findall(M,next_calc(Memo,M),Memo1), msort(Memo1,Memo2), [Top|Memo3]=Memo2, union_sum(Memo3,Top,Memo4), Len1 is Len+1, (member([1,1,1,Perm],Memo4)- Ans1 is Ans+Perm;Ans1 is Ans), search(Memo4,Len1,Ans1). main162 - Seed=[[0,0,0,13],[0,1,0,1],[0,0,1,1]], search(Seed,1,0). Problem 164 「どの連続した3桁の和も与えられた数を超えない数」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20164 問題 どの連続した3桁の和も9以下のような(9以下は9を含む)20桁の数(先頭の0は認めない)はいくつあるか? 解答 教科書的な動的計画法で何も工夫するところがありません。 簡単すぎる問題なのでサクッとコードを書いてしまいましょう。 Prologは破壊的代入がない言語なので段階を置いて集計する必要があるくらいです。 seed([N1,N2,N3,1]) - between(1,9,N1), between(0,9,N2), between(0,9,N3), N1+N2+N3= 9. sum([],0) -!. sum([[_,_,_,P]|Ps],Result) -sum(Ps,Re),Result is Re+P. union_sum([],Set,[Set]) -!. union_sum([[N1,N2,N3,P]|Memo],[N1,N2,N3,P1],Result) - !, P2 is P1+P, union_sum(Memo,[N1,N2,N3,P2],Result). union_sum([Set|Memo],Set1,[Set1|Result]) - union_sum(Memo,Set,Result). calc_next_B(Memo,[N2,N3,N,P]) - member([_,N2,N3,P],Memo), between(0,9,N), N2+N3+N= 9. calc_next_A(Memo,Memo4) - findall(Set,calc_next_B(Memo,Set),Memo1), msort(Memo1,Memo2), [Top|Memo3]=Memo2, union_sum(Memo3,Top,Memo4). calc(20,Memo) -!,sum(Memo,Ans),write(Ans). calc(N,Memo) - calc_next_A(Memo,Memo4), N1 is N+1, calc(N1,Memo4). main164 - findall(Set,seed(Set),Memo), calc(3,Memo). Problem 165 「交点」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20165 全部の線分の交差判定をしました、遅いです。 交点は分数座標で保持することで同じ点かを判断します。 グローバルスタックが足らないのでコードの実行時に拡張してアセプト。 Prologにはstd setがないのでメモリや速度が無駄になるのが難しいところ。 線分の生成規則から何か交点の発生に性質があるのだろうか? gcd(0, B, G) - G is abs(B). gcd(A, B, G) - A =\= 0, R is B mod A, gcd(R, A, G). seed(20000,_,Line,[Line]) -!. seed(N,S,Line,[Line1|Result]) - 0= = N mod 4,N 0, !, S1 is (S*S) mod 50515093, N1 is N+1, T is S1 mod 500, reverse(Line,Line1), seed(N1,S1,[T],Result). seed(N,S,Line,Result) - S1 is (S*S) mod 50515093, N1 is N+1, T is S1 mod 500, seed(N1,S1,[T|Line],Result). cross(X1,Y1,X2,Y2,Result) - Result is X1*Y2-X2*Y1. check([X1,Y1,X2,Y2],[X3,Y3,X4,Y4]) - SaX is X2-X1, SaY is Y2-Y1, SaX3 is X3-X1, SaY3 is Y3-Y1, SaX4 is X4-X1, SaY4 is Y4-Y1, 0 (SaX*SaY3-SaY*SaX3)*(SaX*SaY4-SaY*SaX4). calc_point([X1,Y1,X2,Y2],[X3,Y3,X4,Y4],[AnsX2,AnsY2,GcdX1,GcdY1]) - SaX2 is X2-X1, SaY2 is Y2-Y1, SaX4 is X4-X3, SaY4 is Y4-Y3, cross(SaX4,SaY4,SaX2,SaY2,Down), SaX31 is X3-X1, SaY31 is Y3-Y1, cross(SaX4,SaY4,SaX31,SaY31,Up), AnsX1 is X1*Down+SaX2*Up, AnsY1 is Y1*Down+SaY2*Up, gcd(AnsX1,Down,GcdX), gcd(AnsY1,Down,GcdY), !, AnsX2 is abs(AnsX1//GcdX), AnsY2 is abs(AnsY1//GcdY), GcdX1 is abs(Down//GcdX), GcdY1 is abs(Down//GcdY). roopB(L1,[L2|_],Ans) - check(L1,L2), check(L2,L1), calc_point(L1,L2,Ans). roopB(L1,[_|Lines],Result) - !, roopB(L1,Lines,Result). roopA([L1|Lines],Result) - roopB(L1,Lines,Result). roopA([_|Lines],Result) - !, roopA(Lines,Result). main165 -X is 512*1024*1024,set_prolog_stack(global,limit(X)), seed(0,290797,[],Lines),nl, findall(Ans,roopA(Lines,Ans),Answers), sort(Answers,Answers1), length(Answers1,Len),write(Len). Problem 166 「十字」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20166 とりあえず答えが見たかったのでC++で実装。 対称性を利用して上2行を計算し終えたら下2行は上2行の180度回転として考えて3.3秒を達成。 C++は早いうえに新しいパソコンだからこれは卑怯くさいタイムな気もする。 #include stdio.h #include map #include iostream #include time.h struct SumSet{ int c1,c2,c3,c4,dl,dr; bool operator (const SumSet ss)const { if(c1!=ss.c1)return c1 ss.c1; if(c2!=ss.c2)return c2 ss.c2; if(c3!=ss.c3)return c3 ss.c3; if(c4!=ss.c4)return c4 ss.c4; if(dl!=ss.dl)return dl ss.dl; if(dr!=ss.dr)return dr ss.dr; return false; } }; __int64 calc(const int LIMIT){ std map SumSet,__int64 memo,nextMemo; std map SumSet,__int64 iterator it; SumSet ss,ss2; __int64 perm,perm2,ans=0; int temp; ss.c1=ss.c2=ss.c3=ss.c4=ss.dl=ss.dr=0; memo[ss]=1; for(int row=0;row 2;row++){ for(it=memo.begin();it!=memo.end();it++){ ss=(*it).first; perm=(*it).second; for(int a=0;a =9;a++){ temp=ss.c1+a; if(a LIMIT)break; if(temp LIMIT)continue; for(int b=0;b =9;b++){ temp=ss.c2+b; if(a+b LIMIT)break; if(temp LIMIT)continue; for(int c=0;c =9;c++){ temp=ss.c3+c; if(a+b+c LIMIT)break; if(temp LIMIT)continue; int d=LIMIT-a-b-c; if(d 0||9 d)continue; ss2.c1=ss.c1+a; ss2.c2=ss.c2+b; ss2.c3=ss.c3+c; ss2.c4=ss.c4+d; if(row==0){ ss2.dl=ss.dl+a; ss2.dr=ss.dr+d; }else{ ss2.dl=ss.dl+b; ss2.dr=ss.dr+c; } if(ss2.dl LIMIT)continue; if(ss2.dr LIMIT)continue; if(nextMemo.find(ss2)==nextMemo.end())nextMemo[ss2]=0; nextMemo[ss2]+=perm; } } } } memo.clear(); memo.insert(nextMemo.begin(),nextMemo.end()); nextMemo.clear(); } for(it =memo.begin();it!=memo.end();it++){ perm=(*it).second; ss=(*it).first; ss2.c4=LIMIT-ss.c1; ss2.c3=LIMIT-ss.c2; ss2.c2=LIMIT-ss.c3; ss2.c1=LIMIT-ss.c4; ss2.dl=LIMIT-ss.dl; ss2.dr=LIMIT-ss.dr; if(memo.find(ss2)==memo.end())continue; ans+=perm*memo[ss2]; } std cout LIMIT "," ans "\n"; return ans; } int main(){ clock_t start,end; start = clock(); __int64 ans=0; for(int i=0;i =36;i++){ ans+=calc(i); } end = clock(); std cout "ans" " " ans "\n"; printf("%.2f秒かかりました\n",(double)(end-start)/CLOCKS_PER_SEC); } 問166Prolog版 縦横斜めの合計値を決めて2段目までの組み合わせを求めるところまではC++と同じ。 一つ一つの組み合わせに対し足らない分を縦横斜めで計算してそのセットを保存。 上2段を180度回転したものと同じになる組み合わせ同士をcalc_perm述語で照合してかけていけば何とか現実的な速度で解けます。 コード実行時間約1分30秒。 C++がいかに早いかわかるというものです。 sum([],0) -!. sum([X|Xs],Result) -sum(Xs,Re),Result is Re+X. one_check(Row,N,Limit) - N = Limit, Limit-(3-Row)*9= N. naname(0,0,3) -!. naname(1,1,2) -!. naname(2,2,1) -!. naname(3,3,0) -!. next_one_calc(R,4,Limit,[DL,DR,Perm],Adds,_,[ReDL,ReDR,Perm]) - !, naname(R,PL,PR), nth0(PL,Adds,AddDL), ReDL is DL+AddDL, one_check(R,ReDL,Limit), nth0(PR,Adds,AddDR), ReDR is DR+AddDR, one_check(R,ReDR,Limit). next_one_calc(R,C,Limit,[Col|Cols],Adds,AddSum,[ReCol|Result]) - !, between(0,9,Add), ReCol is Col+Add, AddSum1 is AddSum+Add, one_check(R,ReCol,Limit), one_check(C,AddSum1,Limit), C1 is C+1, next_one_calc(R,C1,Limit,Cols,[Add|Adds],AddSum1,Result). next_calc(R,Limit,Memos,Result) - member(Memo,Memos), next_one_calc(R,0,Limit,Memo,[],0,Result). union_sum([],Y,[Y]) -!. union_sum([[C1,C2,C3,C4,DL,DR,Perm]|Rest],[C1,C2,C3,C4,DL,DR,Perm1],Result) - !, Perm2 is Perm+Perm1, union_sum(Rest,[C1,C2,C3,C4,DL,DR,Perm2],Result). union_sum([X|Rest],Y,[Y|Result]) - !, union_sum(Rest,X,Result). calc_perm([],_,Ans,Ans) -!. calc_perm(_,[],Ans,Ans) -!. calc_perm([[C1,C2,C3,C4,DL,DR,Perm]|Rest1], [[C1,C2,C3,C4,DL,DR,Perm2]|Rest2], Ans,Result) - !, Ans1 is Ans+Perm*Perm2, calc_perm(Rest1,Rest2,Ans1,Result). calc_perm([[C1,C2,C3,C4,DL,DR,_]|Rest1], [[C11,C22,C33,C44,DL11,DR11,Perm2]|Rest2], Ans,Result) - sort([[C1,C2,C3,C4,DL,DR],[C11,C22,C33,C44,DL11,DR11]], [[C1,C2,C3,C4,DL,DR]|_]), !, calc_perm(Rest1,[[C11,C22,C33,C44,DL11,DR11,Perm2]|Rest2], Ans,Result). calc_perm(Memos1,[_|Memos2],Ans,Result) - !,calc_perm(Memos1,Memos2,Ans,Result). rev_list(Limit,Memo,[ReC1,ReC2,ReC3,ReC4,ReDL,ReDR,Perm]) - member([C1,C2,C3,C4,DL,DR,Perm],Memo), ReC4 is Limit-C1, ReC3 is Limit-C2, ReC2 is Limit-C3, ReC1 is Limit-C4, ReDL is Limit-DL, ReDR is Limit-DR. search(2,Limit,Memos,Ans) - !, msort(Memos,Memos1), findall(M,rev_list(Limit,Memos1,M),RevMemo), msort(RevMemo,RevMemo1), calc_perm(Memos,RevMemo1,0,Ans), write([Limit,Ans]),nl. search(R,Limit,Memos,Result) - !, findall(M,next_calc(R,Limit,Memos,M),Memos1), msort(Memos1,Memos2), [Top|Memos3]=Memos2, union_sum(Memos3,Top,Memos4), R1 is R+1, search(R1,Limit,Memos4,Result). search_w(Ans) - between(0,36,Limit), search(0,Limit,[[0,0,0,0,0,0,1]],Ans). main166 - findall(Ans,search_w(Ans),Answers), sum(Answers,AllSum), write(AllSum). Problem 167 「Ulam数列について調べ上げよ」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20167%E3%81%88 まずは問題を理解するところから始めてみよう。 何か問題に取り掛かるとき丁寧に列挙すること、丁寧に整理整頓するところから始めるべきだ。 数学の問題だって同じだ。 まずは問題が何を言っているか考えてみる。 ∑U(2,2n+1)1000億,2= n= 10ということは ΣU(2,5)1000億 ΣU(2,7)1000億 ΣU(2,9)1000億 ΣU(2,11)1000億 ΣU(2,13)1000億 ΣU(2,15)1000億 ΣU(2,17)1000億 ΣU(2,19)1000億 ΣU(2,21)1000億 列挙することで問題が一段シンプルになった。 こういう問題はおそらく小さな値を見て規則性を発見するのが一番素朴な方法だと思う。 まずはそれを試してみよう。 2,5で考えてみる 2,5,7,9,12、、 すぐに気付くのはどの数字も2a+5b(a,bは0以上の自然数)で表現できるということだ。 小さい数から考え、2a+5bで表現できかつ何らかの条件と問題を言い換えてみればよさそうである。 互いに粗だからどのnもn=2a+5bはaとbはnが決まるとa,bは一通りに決まる。 ただ1000億というのが多いし何らかの条件というのも同定するのが難しい。 線形でいっても実行時間がかかるのは明白、ひと工夫必要に思える。 このへんただいま試行錯誤中。 Problem 168 「数の循環」 † 自然数 142857 を考える. 最後の桁 (7) を一番前に持っていく, すなわち, 右に循環させると 714285 を得る. 714285 = 5 × 142857 が確認できる. これは142857の珍しい性質を示している. つまり, 右に循環させた数の約数になっている. 10 n 10^100 の n について, この性質をもつ数の総和の下 5 桁を答えよ. http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20168 瞬きする間に答えが出るところまで到達したので満足。 右に循環させた数をNとするとありうる答えはNとnは桁数が同じなのでN=an aは1~9までの数。 aと下一桁の二つが決まるとほかの桁はすべて一意に決まると気づけばこの問題は簡単。 sum([],0) -!. sum([X|Xs],Result) -sum(Xs,Re),Result is Re+X. calc_next(Memo,KetaP,Mult,Result) - member([FNum,LNum,Num,Up,Count,Ans],Memo), Temp is Num*Mult+Up, NextUp is Temp//10, NextNum is Temp mod 10, (KetaP= 6 - Ans1 is Ans+Count*NextNum*10^(KetaP-1); Ans1 is Ans), Result=[FNum,LNum,NextNum,NextUp,Count,Ans1]. last_calc(Memo,Mult,_,Ans) - member([FNum,_,Num,Up,_,Ans],Memo), Num 0, FNum= =Num*Mult+Up. search(Limit,Limit,_,_,_) -!,fail. search(Limit,KetaP,Mult,Memo,Result) - KetaP 2, findall(E,last_calc(Memo,Mult,Limit,E),Es), sum(Es,Result). search(Limit,KetaP,Mult,Memo,Result) - !, findall(M,calc_next(Memo,KetaP,Mult,M),Memo1), KetaP1 is KetaP+1, search(Limit,KetaP1,Mult,Memo1,Result). seed(Seed,Mult) - between(1,9,FNum), LNum is (FNum*Mult) mod 10, Seed =[FNum,LNum,FNum,0,1,FNum]. calc(Result) - between(102,102,Limit), between(1,9,Mult), findall(Seed,seed(Seed,Mult),Seeds), search(Limit,2,Mult,Seeds,Result). main168 -findall(Sum,calc(Sum),Sums), sum(Sums,Ans), Ans1 is Ans mod 100000, write(Ans1). Problem 169 「ある数を2のべき乗の和で表せる方法の数を探し当てよ」 † http //odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read page=Problem%20169 簡単すぎる問題、何も考えない動的計画法で解けます。 % 答えは12桁 to_bit2(0,[]) -!. to_bit2(N,[B|Result]) - N1 is N//2, B is N mod 2, to_bit2(N1,Result). check(0,0,0). check(0,0,1). check(0,1,1). check(1,0,0). check(1,1,0). check(1,1,1). union_sum([],Set,[Set]) -!. union_sum([[Add,P]|Memo],[Add,P1],Result) - !, P2 is P1+P, union_sum(Memo,[Add,P2],Result). union_sum([Set|Memo],Set1,[Set1|Result]) - union_sum(Memo,Set,Result). calc_nextB(Memo,Bit,[NextAdd,P]) - member([Add,P],Memo), check(Bit,Add,NextAdd). calc_nextA(Memo,Bit,Memo4) - findall(Set,calc_nextB(Memo,Bit,Set),Memo1), msort(Memo1,Memo2), [Top|Memo3]=Memo2, union_sum(Memo3,Top,Memo4). calc(Memo,[1]) -!,member([0,P0],Memo),member([1,P1],Memo), Ans is P0+P1, write(Ans). calc(Memo,[Bit|Bits]) - !, calc_nextA(Memo,Bit,Memo4), write([Bit,Memo4]),nl, calc(Memo4,Bits). main169 - N is 10^25, to_bit2(N,Bits), calc([[0,1]],Bits).
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画像 http //www.geocities.jp/pencil922001/IMG_2328_0001.jpg 材料 ①、CLEAN COLOR ②、100均のグリップ ③、PURE COLOR 作り方 1、まず。CLEANCOLORの両先にPURE COLORのキャップをつける。 2、その上から、100均のグリップをつける。 完成
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【grassroots】 PC HP・Mobile HP・PC MAP・Mobile MAP・grassroots.gif 普段はバー&レストラン。ライブは不定期です。 <2006年05月現在> ○info 〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-13-3 渡辺ビルB1F Tel 045-312-0180 ○Station JR・京浜急行線・相鉄線・市営地下鉄など 横浜駅西口 (モアーズと東急ホテルの間を通って、橋を渡って、しばらく行き、 am・pmとモスバーガーの間を右折。ビルの地下一階です。 入り口がちょっと見つけにくいかもしれません。) ○コインロッカー 無いと思う。 ○物販 不明。アーティストが販売する場合もあったと思う。 ○入場の仕方 ライブの時は入場時に入り口でミュージック・チャージを払います。 (その際に手の甲にスタンプを押されると思います。) ライブの時の席の予約ができなかったような気がします。 ○ドリンク カウンターでスタッフに頼んでください。 ライブの時は即金・キャッシュ・オン・デリバリーだと思います。 もともとのお店自体がアメリカン・カジュアルレストランとなっているので フードも豊富で美味しいですが、ライブの時は真ん中の大きなテーブルが 撤去されていることが多いので、壁際のテーブルと カウンターしかフードを食べるスペースが取りづらいかも。 ライブ時は椅子は、20席あるかないかくらいだったと思います。 ○フロア 入り口を入ると正面がカウンターとレジ。 普段は置いてあるフロア中央の大きなテーブルが撤去され スタンディング・スペースになります。 ○キャパシティ 普段の席数は40席ですが。 スタンディングの際のキャパシティは不明。 ○フライヤー 入り口のところにSTOVE S関連や、 お店でライブをしたことのあるアーティストのものなど、 様々なフライヤーが置いてあります。 ○建物の構造 ビルの地下1階です。エレベータがあるので、車椅子でも大丈夫。
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漆黒の空を、月光を反射させながらダークブルーの怪鳥が飛んでいる――――いや、鳥ではない。二枚の翼を広げたそれは、確かに人の形を成していた。 彼の名前はヨダカ・フリューゲル。フリューゲルタイプのオートマタだ。 数千年だか数万年だか前に起きたという『何か』により、文明をリセットされた。オートマタはその時代の人類の忘れ形見のひとつである。もっとも、人々はオートマタではなく専ら“機械人形”と呼んでいるが。 3メートルの細い身体が大空を切り裂くように旋回する。マナの防壁のおかげで、空気抵抗も慣性もそう気にする程ではない。 眼下の大地には、ぽつぽつと明かりが灯っている。人々の住む集落だ。 その光を見てヨダカは思い出す。二年前、自身がまだ醜い夜鷹でなかった頃の記憶を。 パラベラム! 烈火と疾風 Prologue 冬。白化粧をした大地に、黒髪の少年が初めて足を踏み下ろす。 「うわ、真っ白! おいアスカ、お前も来いよ!」 少年の名は坂上 亮介、歳は16。マナを操る事ができる人物、神子だ。そして、亮介が契約する蒼いオートマタが、アスカ・フリューゲル。希少価値の高いフリューゲルタイプのオートマタだ。亮介とその家族と一緒に運び屋を営んでいる。 <嫌だよ……寒いもん> 「お前にそういう感覚ないだろ! ほら、来いってば、命令だぞ!」 そう言ってからから笑う亮介と、子供なんだから、と渋々ガレージから出て来るアスカ。 踏まれた霜が、ざくり、音を立てる。 「お前のほうが子供だろ、いつまでも自分の事を『ボク』とか言っちゃってさ。男なら『オレ』って言えよな!」 <これは他人を敬った言い方なの。そういうのがわからないから、亮介は子供なんだよ> アスカが亮介を鼻で笑ってみせると、亮介の顔がみるみる真っ赤に染まっていく。それを見て、アスカが慌てて話題を逸らす。 <それよりも亮介、今回の仕事は?> 「おう、そうだった。この地点まで移動して、品物を預かってくれ」 マナに情報を乗せて送る。 「あと、なんか急ぎらしいから、今回はお前ひとりで行ってくれって、親父が」 <そっか……わかった> 背部の翼を開いて、飛翔する。 <じゃあ、とっとと行ってすぐに帰ってくる!> 「おう、待ってるなー!」 手を振る亮介が小さくなっていく。 見えなくなるまで高く昇ってから、方向転換し、目的地へ急ぐ。 ♪ ♪ ♪ 何度もマップを確認して、指定された場所へと降りる。指定された場所は、暗い暗い森の中だった。 <確かに、ここだよね……> タチの悪い野良でも出て来るんじゃないかとびくびくしつつ、周囲を確認するが誰もおらず、代わりにコンテナがひとつだけ置いてあった。その上には、一枚の貼紙。 <何だろう、これ……> 恐る恐る貼紙を見ると、それには赤い丸印が刻まれた地図と、その地点でこれを遺棄して欲しいという内容の文章が書かれていた。おそらくこれが依頼の品物だろう。 それにしても、何故依頼主はいないのだろうか。 <品物をこんな所に置きっぱなしにして、無用心だなぁ> ぼやきながらも、長方形の頑丈なコンテナを持ち上げて再び飛翔。地図に書かれた場所に行って遺棄しようかとも思ったが、マナの残量が心配なので止しておく。 ――――さあ、帰ろう。 ♪ ♪ ♪ 家に帰ると、亮介とその家族はアスカを暖かく迎えてくれた。亮介からマナを貰って、ガレージのハンガーに身を預ける。 依頼の完遂はひとまず明日にする事になって、今日も平和な一日が終わる……はずだった。 ――――爆発音がしたのは、雪が降る真夜中の事だ。 街と雪が火の光に照らされる。その光景は陰惨だが、ある種の美しさすらあった。 逃げ惑う人々の悲鳴に、アスカがハンガーから身を起こす。 <一体、何が……。亮介、亮介は!?> 亮介の家を見る。家の半分は何かに刔り取られ、一部は炎を上げて燃え、そして―――― <……ッ!> 「おい、こんな所にレアモノのフリューゲルがいるじゃねぇか」 コートを着て、ボサボサの髪の毛を生やした男が、アスカを見て嬉しい悲鳴を上げた。傍らには、真っ赤な大般若型のオートマタ。 <……主よ、どうする> 「そうだな、目的のモンを入手するついでに、こいつもとっ捕まえるか。なるべく傷つけんなよ、長光」 <……御意> ナガミツと呼ばれたその機体が、重たい足取りでアスカに接近する。 <お、お前達か! この家を、この街をこんな風にしたのは!> 恐怖から声が震える。 「ああ、そうだ。今日ここに大事なモンが運び込まれたらしいんでな、それを奪いに来た」 淡々と男は語る。 「それでな、検問潜る時にちょっとヘマしちまってよ。だから応戦したらこうなった」 <そんな……そんな事が許されると思ってるのか!?> 「別に思ってねぇよ。俺は殺しが好きってだけさ」 悪びれる事なく男が言った。同時に長光がアスカの首を掴んで、軽々と持ち上げる。 「ほら、大人しく言う事を聞け。そうすりゃ怖い目に遭わせるのだけは鑑別してやる」 <嫌だっ!> アスカがじたばたともがくが、長光の腕は微動だにしない。自分の無力さに腹が立った。 畜生、畜生、畜生……! 長光がアスカを崩れかけた家の壁に投げ付けた。衝撃と、何かが潰れる嫌な音。まさか、まさか―――― 自分の手を、恐る恐る覗き込む。その手は―――― その手は、真っ赤に染まっていた。 慟哭が、白と赤に染まった街に響き渡る。アスカは男と長光の背中を睨み、翼を開いた。 奴らの狙いは、恐らくあのコンテナだ。ならばあのコンテナを奪って、せめて一泡噴かせてやる。 ブースタ全開。瞬時に加速した機体が矢のように駆け抜け、ガレージに飛び込んだ。 足からアンカーを出して、急ブレーキ。マナでも打ち消し切る事のできない負荷に足が火花と悲鳴を上げるが、そんなものは気にしない。 「こいつ……最後の抵抗って奴か!」 <うるさい!> コンテナを掴んで乱暴にそれをこじ開けると、中から黒い筒状の物体が落ちてきた。それを掴んだ腕を振り上げる。 「おい、そいつを寄越せ!」 <誰が! こんな物、壊れてしまえばいいんだ!> 地面にそれを叩き付けようと腕を振り下ろす。しかし、筒状の物体を破壊する事は叶わなかった。何故ならば、物体が手と一体になっていたから。 <なっ……何だこれ!?> 「畜生、寄生しやがった!」 それは右の手だけでなく、腕まで侵食していく。まるで液体が這い上がってくるかのように。 肘の辺りまでで、それは侵食を停止した。そして、太い腕の形となったそれが脈打ち始める。 自動的に腕が持ち上がり、そこにマナが集まっていく。わかる、わかるのだ、これの使い方が。 右腕が、巨大な砲に変化した。 <主よ、指示を> 「よし、まずは――――」 指示を出そうとした男のすぐ横を閃光が過ぎった。咄嗟に男は回避したが、男の左腕がそれに掠われ、消えていく。 「あぁぁぁぁぁぁぁ!? 腕、腕がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 男が醜くのたうちまわった。それを見て、アスカが朦朧とした声で呟いた。 <動かないでよ……狙いが外れる……> 暴れる男の前に、長光が割って入った。 <主、ここは退くべきです> しかし、そんな忠告を聞くような余裕は男にはなかった。当然と言えば当然だが。 そうとわかると、すぐさま長光は脇の収納スペースからスタン・グレネードを取り出して投げ付けた。光が部屋中に充満し、視界がしばらくゼロになる。 視界が晴れた時には、ガレージの中にはアスカしか残っていなかった。言うまでもなく、逃げられたのだ。 <逃げ……られ……た……> 途端、とてつもない疲労感に襲われて膝をつく。 <ごめん、亮介、お父さん、お母さん……> 皆と過ごしてきた日々が、脳裏を過ぎった。笑った顔、怒った顔、泣いた顔――――自分の血に染まった手を見て、それらはもう見る事ができないという事を痛感する。 沸々と、怒りが込み上げてきた。 カメラアイが、青から赤へと色を変える。 仇は、討たねばなるまい。 黄色かった身体が、ナノマシンの機能によってダークブルーに染まっていく。 <そのためなら、ボクは――――いや、> 力を振り絞って立ち上がると、翼を開いて、ブースタにマナを集める。 <――――オレは、醜い夜鷹になったって構わない> ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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(其の一) ■関内 馬車道の県立博物館が有名 ⇒地下一階にホールにでるらしい